池八通信 特別号〜さらば20世紀よ永遠に〜

●「今世紀最後に山中食堂でB定を食う会」 報告(Webバージョン)

この記事は、関係者以外が見てもなんのことだかさっぱりわかりません。
「なんでも知りたい」と思っている向学心あふれる学生諸氏といえど、
得るものは何一つありませんので、
広大の寮の近くの山中食堂と聞いて何もピンとこない人は、すぐさまブラウザの「戻る」ボタンを押すか、パソコンの電源をお切りください。

さて、それでもなお読みつづけるあなたは関係者ですね。
「山中」「B定」を食したことがある方ですね。
そして今はすっかり山中のことは忘れて、「こんなに平和でいいのかなあ」などと公園で遊ぶ子供たちを見てつぶやいてしまうようなちょっと人生振り返りたがりやさんですね。
よろしい、それではあなたの記憶の片隅にちょびっと残っている「山中」の今をお伝えしましょう。

いざ、プレイバックやまなか!

広島大学の東広島キャンパスの東側、「マムシ注意」の看板がある山中に、
池ノ上学生宿舎という学生寮があり、にかとまはその8号棟(略して池八)の103の住人であったことを知っているだろうか。(知らん)

私、にかとまは20世紀の終わりに考えたのである。
「あの山中は、B定(注:日替わりのB定食のこと。そのすじによると、ほかにA定やC定があるらしいが、見た者は少ない。山ほど食わすことで有名。)は、今も変わらずそのままの状態であるのだろうか。
21世紀も、22世紀も、変わらないB定でいてくれるのだろうか。
私がいくら年老いても、B定だけは昔のままのB定で、脂がのりまくりのごついメニューで豪快に笑って迎えてくれるのだろうか。。
そして私は100年後山中を訪ねて言うだろう。
「おお、あのときのB定は今も変わらない。じじいには食いきれぬワイ」
ううむ、これは20世紀が終わる前に、私にはやらねばならぬ仕事があるようだ。
行くぞ、山中へ。

世紀の変わり目を迎えるにあたり、気になることはすべて清算しようと思っていたにかとまは、
突如として山中行きを決行。
メールで当時の寮仲間に集合をかけ、レンタカーを借りて颯爽と「山中でB定を食う会」に向かった。

しかし、待てど暮らせどわれわれ以外には現れないのであった・・・

きみたちには山中でゆく年を惜しもうという心がないのか!(・・・何のために?)

 

幸か不幸か山中は開いていた。

われわれ取材班は無事にB定を食うことができるのか?

 

>>>>山中の扉を開けていきなりの衝撃!

あっ!マンガ本がない!

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なんと、マンガ本がない!こいつは大ショックだ。がび〜ん。
確かに古びてていつ捨てられてもおかしくない状態だったが・・・。

今世紀最後の衝撃は、それだけで終わらなかった。
事態はわれわれが思うよりも、はるかに深刻だったようだ。

 

あっ!B定がない!
びっくりもない!AもCもない!

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B定の名前も今は昔・・・(といっても2ヶ月前まであったらしい)
いまでは「サービス定食」なんていうフツーな名前になってしまいました。

取材によると、なんと山中は今年の10月で経営者が変わっていた
以前は値段のランクで、安いものから順にA、B、C定食と名前を付けていたが、
新経営者の「もっとわかりやすくする」という賢明な判断により、
メニュー名は一新され、まともになってしまった。

いまのメニューで言うと、400円台後半のサービス定食(490円)などがB定にあたり、
とんかつ定食や焼肉定食がC定にあたるのだそうだ。
A定にあたるものは「今日はでていない」とのこと。(やはりA定は幻だった・・・)

かくして、在寮中にびっくり定食、焼き肉丼、きじ焼き丼などの数々の個性的メニューでびっくりさせた山中食堂は、
20世紀の最後までわれわれをびっくりさせたのであった。

B定食の進化バージョン「サービス定食」
これがB定ニューバージョン「サービス定食」
ちょっと昔の面影が残ってる気がしますな。