フレームページを作るには

フレームというのは上下や左右に分割されたページです。

あたいのページ
ちは!^^

 

↑こんなの。

Windows付属のFrontpageExpressでは作成することができません。
本格的なソフトであればけっこう簡単に設定できるようですが、
ここではどんな環境でも作成できる、テキストによるソース編集法によって説明します。

1.トップページ

フレームを扱う場合、最初に表示されるファイル(通常"index.html"という名前である)は、
フレームをどう分けるかという情報のみを入力します。

メモ帳で、HTMLファイルの記述テキストを入力し、”ファイル名”+”.html”で保存します。

※入力サンプル

<html>

<head>
<title>イチマツのホームページ(タイトルを入力)</title>
</head>

<frameset border="0" frameborder="0" rows="100,*">(注1)
<frame src="a.html" name="a" scrolling="no">(注2)
<frameset border="0" frameborder="0" cols="143,*">(注3)
<frame src="menu.html" name="b">
<frame src="c.html" name="c">
</frameset>(注4)
</frameset>
</html>


(注1)
frameset
はフレームを分けなさいという命令です。
rows= は、縦分割cols= 横分割です。=の後の数字はピクセル数、"*"は「残り全て」という意味です。
rows="100,*" ならば、縦分割し、その比率は上が100ピクセルに対し下は残り全て、という設定になります。

(注2)
frame src= 
でフレームが呼び出すファイル名を指定します。
上下に分割したので、最初の指定は上側のフレームになります。name=でフレームに名前をつけてあげましょう。
scrolling="no"なら、スクロールしないという意味です。最初に表示された領域をユーザーがずらすことはできません。

(注3)
一度縦分割した後、下のフレームのソースを指定する前にさらに分割命令を出しましたので、下側の領域が今度は横に割れました。

(注4)
はじまりがあれば終わりがあります。
フレームを分けなさいという命令は、その内容に関する設定を全てし終わった後、
</frameset>によってしめくくられねばなりません。
<frameset>は2度使ったので、2回記述しています。

 

※結果
フレームにより3分割され

,以下のような見映えになります。

a.htmlの内容(

name="a")

 

 

b.htmlの内容

(name="b")

 

 

 

 

c.html

の内容
(name="c")

※重要
この後、各ファイルからいろいろとリンクを張るときに、
c.html
の部分だけ、リンクをたどっていくことにより差し変わるようにするには、
リンク先指定で、ターゲットフレームを
"c"にしなければなりません。

例: <a HREF="syoukai.html" target="c" >
<a HREF= はリンクの命令です。 ターゲット名をtarget=で記述することにより、該当フレームがファイルを呼んできます。

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